「コロコロと坂を転がっていくボールを追いかけた」
「彼女がコロコロ笑うのを見るとハッピーになった」
これらの日本語文では「コロコロ」というオノマトペが使われていますが、コロコロの意味は微妙に異なります。さて、英語ではどのような表現が当てはまるのでしょうか?
この記事では、オノマトペ「コロコロ」の英語”Rolling”について解説します。「コロコロと笑う」や「コロコロ変わる」というときの英語表現についても紹介しましょう。
オノマトペ「コロコロ」の意味とは?

コロコロと言えば、絨毯などについた毛やホコリを掃除するときの粘着クリーナーが頭に思い浮かびますね。
まず、いくつかある「コロコロ」の意味をみていきます。どれも皆さんが自然に使っている「コロコロ」になります。
オノマトペ「コロコロ」とは?
「コロコロ」は、以下の意味を持つオノマトペです。
- 小さなものが転がる様子。
- 笑い声が軽やかで可愛い様子。
- 意見や天気など、物事が次々と変わる様子。
なおコロコロは、丸いものが軽く転がる様子を表す「コロ」という言葉を繰り返すことで、強調したりリズム感を出すようになったことが由来と言われています。
Rollの意味と使い方
本記事で紹介する「コロコロ」の英語フレーズは”Rolling”になりますが、まず関連する単語”Roll”についてみていきましょう。
”Roll”の意味
”Roll”という単語には「転がる」「巻く」といった意味があります。筆者の住むイギリスでは「ソーセージロール」という人気のパンがあります。ソーセージをパフペイストリーで包んだ状態で作られています。さて、”Roll”を辞書で調べてみましょう。
“to (cause something to) move somewhere by turning over and over or from side to side”
訳)(何かを)繰り返し転がしたり、左右に揺らしたりして、どこかに動かすこと。
”Roll”の使い方
動詞”Roll”の活用は、roll-rolled-rolledになります。例文を紹介しましょう。
訳)丘を転がり落ちるボールを止めることができませんでした。
「転がる」という意味を持つ”roll”、次で「コロコロ」にどう使用するのかみていきましょう。
オノマトペ「コロコロ」の英語Rollingと例文

小さなものが転がる様子をオノマトペ「コロコロ」が表します。ひとつ目はこの「コロコロ」の使い方を例文とともに解説します。
”Rolling”で「コロコロ」
”roll”が”rolling”または”go rolling”になると、物が転がるときの日本語「コロコロ」に相当します。
訳)小さな石が斜面をコロコロと転がり落ちています。
訳)庭の木製ダイニングテーブルの上でいくつかの林檎がコロコロと転がっていきました。
小さな石、またはいくつかのリンゴが転がる様子を”rolling”と”go rolling”で表現しています。どちらの主語も比較的小さなものという点がキーとなります。
「コロコロと笑う」の英語

2つ目のコロコロは、軽い笑いが連続して続くような様子を表す”rolling”を紹介します。これは、丸い物がコロコロと転がるように笑いが次々と続く様子を表すからです。
”Rolling in laughter”で「コロコロ笑う」
例えば、子どもが友達と遊んでいてコロコロ笑うところを見ることがあります。そんな姿はともて愛らしく、平和を感じることさえあるでしょう。そのような様子は”Rolling in laughter”というフレーズで表現します。
訳)息子と彼の友達が部屋でコロコロ笑っていました。すごく楽しそうでした。
訳)先生のくだらないジョークに、私たちは皆コロコロ笑いました。
”Rolling on the floor laughing”で絵文字「🤣」
話が少しずれますが、ここで一つネイティブたちに使用される絵文字を紹介しましょう。”Rolling in laughter”の変形バージョン”Rolling on the floor laughing”になると絵文字の「🤣」になります。”Rolling on the floor laughing”はROFLと省略された形としても知られています。
“rolling on the floor laughing: used, for example in an internet chat room, to show that you think something is very funny”
訳)例えば、インターネットのチャットルームで、何かがとても面白いと思っていることを示すために使用される。
「コロコロ変わる」の英語

さらに、意見や天気など、物事が次々と変わる様子である「コロコロ変わる」の英語を紹介します。ここでは”Rolling”とは異なる表現をみていきます。
keep changingで「コロコロ変わる」
keepは日本語でもキープとして使われ、「保つ・保持する」の意味を持つ動詞です。変わること(changing)をキープするということからkeep changingで「コロコロ変わる」の英語になります。
訳)彼女は気がコロコロ変わります。
訳)彼は意見をコロコロ変えます。
訳)今日の天気はコロコロ変わって、本当に予測できません。
親しみのある単語を組み合わせたkeep changingで「コロコロ」を上手く表現しましょう。
イギリスを代表するロックバンドThe Rolling Stones
本記事のおまけは”rolling”つながりで、1962年以来2025年も現役で活動を続けているイギリスを代表するロックバンド”The Rolling Stones”の紹介です。
バンド名”The Rolling Stones”の由来
”The Rolling Stones”のボーカル、ミック・ジャガーは2025年で81歳、この年の4月には37歳女性と44歳差の婚約をしてニュースになりました。
さて、”The Rolling Stones”というバンド名は、シカゴブルースの巨匠マディ・ウォーターズの1950年のブルース”Rollin’ Stone”にちなんでいます。1962年にバンド名を聞かれたとき、床に落ちていたマディ・ウォーターズのレコードと曲名を見て思わず「ローリング・ストーンズ」と口走り、このことがバンド名由来となりました。イギリスのロックファンには有名な話かもしれませんね。
まとめ
本記事では、オノマトペ「コロコロ」に当たる英語表現”Rolling”の意味や使い方を例文とともに解説しました。それぞれの「コロコロ」の英語に加え、最後にはイギリス・ロック界の大御所”The Rolling Stones”の名前の由来にも触れました。日常英会話で”Rolling”を取り入れるようにしていきましょう。

