海外旅行にいくときや、海外に居る家族や友人と連絡を取るときに考えなければいけないのが「時差」ですよね。
英語で時差って何ていうのか、自信が持てない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は「時差」の英語表現をまとめました。
「時差ボケ」や「標準時間」、「日付変更線」などの関連テーマにも触れています。
関連英単語を多く使って例文付きでお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
時差は英語で何?
時差は英語で?
まず、「時差」は英語で“time difference”です。
2つの場所の時差を聞くには、主に下記の様に言います。
What’s the time difference between A and B?
(訳)AとBの時差はどれくらいありますか?
とても良く使うので、フレーズとして覚えてしまうと良いと思います。
What’s the time difference between Tokyo and New York?
訳)東京とニューヨークの時差はどれくらいありますか?
There’s a fourteen-hour time difference between them.
訳)14時間の時差があります。
2つの場所の時差に対する答え方は、他の言い方もありますが、基本のパターンは下記の通りです。
There’s a 〇-hour time difference between A and B.
(訳)AとBの時差は〇時間です。
What’s the time difference between the place of departure and the destination?
訳)出発地と目的地の時差はどれくらいですか?
There’s no time difference between them.
訳)時差はありません。
時差ボケは英語でどう言う?
次に、「時差ボケ」は英語で“jet lag”(ジェットラグ)です。
“jet”は「飛行機」の別の言い方ですね。
日本語でも飛行機のことを「ジェット」と呼ぶことがあると思います。
“lag”は「遅れる」という意味です。
つまり、飛行機が速すぎて体内リズムが遅れるという意味の表現になります。
How was the trip?
訳)旅路はどうだった?
I am so jet lagged!
訳)すごい時差ぼけになっちゃったよ!
時差ボケが起きるのは、異なる「タイムゾーン」を超高速で移動するためです。
このタイムゾーンの英語表現については、次項で確認しておきましょう。
Are you still having jet lag?
訳)まだ時差ボケあるの?
Yeah, I couldn’t sleep last night at all again.
訳)そう、昨日の夜も全然眠れなかったんだ
Time Zoneって何?基準時刻はどこ?
タイムゾーンとは、同じ標準時を採用しているエリアを指します。
タイムゾーンが同じなら、同じ時間を使っていることになります。
日本語では「標準時間帯」とも呼ばれています。
イギリスのグリニッジを起点として、およそ経緯 15o ごとの分割になっています。
「UTC(協定世界時)」は、「Coordinated Universal Time」の略で、現在世界の基準となっている時刻です。
各タイムゾーンの時間は、このUTCを基準にプラス・マイナスで表示されます。
もう一つの指標に「GMT」があり、イギリスのグリニッジ天文台を基準にしていますが、現在はUTCを使う方がより一般的です。
What time zone does Japan use?
訳)日本はどのタイムゾーンを使っていますか?
It uses Japan Standard Time and is UTC +9 hours.
訳)日本標準時間を使っていて、UTC+9時間です。
日本は全国土が「JST(日本標準時間)」に入るため、北海道から沖縄まで同じ時間です。
ところがアメリカやロシアなど国土が広い国では、同じ国の中にタイムゾーンが複数あります。
そのため、同じ国の中でも時差が生じるのです。
How many time zones are there in the USA?
訳)アメリカにはいくつのタイムゾーンがありますか?
There are 4 time zones in the continental U.S. and 5 more in other territories.
訳)アメリカ大陸には4つのタイムゾーンがあり、その他の領土には5さらに5つあります。
日付変更線て英語でどう言う?
さて、日付変更線は英語で“International date line”と言います。
太平洋のほぼ中央にある日付の境界線ですね。
実際に海の上に線がひいてあるわけではなくて、人類が頭の中で考え出した線です。
西から東へまたぐと日付を1日戻し、逆の場合は1日進めます。
Will you cross the international date line?
訳)日付変更線を跨ぎますか?
Yes, I will be crossing it and will have “gone back in time”!
訳)はい、跨ぎますよ。過去に戻ることになりますね!
時間差を英語で言うには?
最後に、時間差の英語表現について別の言い方をお伝えします。
時差を伝えるときに、下記の言い方を上述しました。
There’s a 〇-hour time difference between A and B.
(訳)AとBの時差は〇時間です。
これも基本の言い方で大事なのですが、会話では「Aが〇時間進んでいる/遅れている」という言い方をする方が多いです。
進んでいる地点の方を基準にする場合は、下記の様に言います。
A is 〇 hours ahead of B.
(訳)AはBより〇時間進んでいる/早い。
What’s the time difference between Tokyo and London?
訳)東京とイギリスの時差はどれくらいですか?
We are 9 hours ahead of London in Tokyo.
訳)東京はロンドンより9時間進んでいます。
遅れている地点の方を基準にする場合は、下記の様に言います。
A is 〇 hours behind B.
(訳)AはBより〇時間遅れている。
What’s the time difference between New York and California?
訳)ニューヨーク州とカリフォルニア州の時差はどれくらいですか?
California is 3 hours behind New York.
訳)カリフォルニア州はニューヨークより3時間遅れています。
まとめ
「時差」は英語で“time difference”です。
時差の聞き方、答え方もお伝えしました。
一方で、「時差ボケ」は英語で“jet lag”です。
日本語の様に、「時差」というキーワードでまとめられていないので、覚えにくいかもしれません。
でも良く使われるので、2つの英単語をセットで覚えてしまいましょう。
また、「UTC」や「GMT」のプラス・マイナス表記も、少しあやふやだった方も居るかもしれません。
これを機会にぜひ覚えて、いざという時にサッと対応できると良いですね。