今回は“prove(プルーヴ)”の意味について解説します。
何かを「証明」したいときなどに使える単語なので、日常やビジネスの場で幅広く使う機会があるでしょう。
例文や言い換え表現も紹介するので、語彙力を強化したい人は最後までご覧ください。
ビジネスでも使える!proveの意味・使い方
最初に、proveの基本的な意味や使い方を解説します。
proveの基本的な意味
proveには、主に以下の意味があります。
- 証明する
- 判明する/〜であるとわかる
- (能力などを)示す/発揮する
ビジネスの場でも使える英単語です!
proveの使い方
proveの使い方を、例文の中で確認しましょう。
まず「証明する」の意味で使う場合の例文はこちらです。
He proved his innocence.
(彼は自分の無実を証明した。)
次に「判明する/〜であるとわかる」の意味で使う場合の例文はこちらです。
His theory proved to be wrong.
(彼の理論は間違いであるとわかった。)
また「(能力などを)示す/発揮する」の意味で使う場合の例文はこちらです。
She proved herself a great leader.
(彼女は優れたリーダーであることを示した。)
ビジネスの場では、以下のような形で使えます。
The new marketing strategy proved effective.
(新しいマーケティング戦略は効果的であると証明された。)
The investment proved to be successful.
(その投資は成功であると判明した。)
provedの意味
“proved”は、proveの過去形・過去分詞形です。
意味は 「証明した」「判明した」 で、過去の出来事や完了した事実を表します。
provingの意味
“proving”は、proveの現在分詞・動名詞形です。
「証明している」「判明しつつある」「証明すること」 という意味になります。
「判明する」を英語で何て言う?
「判明する」は、文脈によりさまざまな言い方ができます。
- 事実や真実が明らかになる場合
- 調査や検証によってわかる場合
- 結果として明らかになる場合
事実や真実が明らかになる場合
事実や真実が明らかになる場合は、以下の表現が使えます。
- become clear(明らかになる)
- turn out(〜であると判明する)
これらを使った例文もチェックしましょう。
The reason became clear later.
(理由は後で判明した。)
It turned out to be true.
(それは本当だと判明した。)
調査や検証によってわかる場合
調査や検証によってわかる場合は、以下の表現が使えます。
- be found out(発覚する)
- discover(発見する、判明する)
これらを使った例文もチェックしましょう。
The truth was found out by the police.
(真実は警察によって判明した。)
We discovered the cause of the problem.
(問題の原因が判明した。)
結果として明らかになる場合
結果として明らかになる場合は、以下の表現が使えます。
- prove to be(〜であると証明される、判明する)
- reveal(明らかになる)
これらを使った例文もチェックしましょう。
The rumor proved to be false.
(その噂は誤りだと判明した。)
The test results revealed the truth.
(検査結果によって真実が判明した。)
prove(証明する)の言い換え表現は?
proveには「証明する」という意味がありますが、proveではない英語で表現することもできます。
どの表現が使えるかは文脈によるため、文脈別に使える言い換え表現を紹介しましょう。
証拠や論理で証明する
証拠や論理で証明する場合には、”demonstrate(実証する)”が使えます。
The experiment demonstrated the theory.
(その実験は理論を実証した。)
また、”verify(検証する、確認する)”も使えます。
Can you verify the data?
(そのデータを検証できますか?)
“confirm(確認する、裏付ける)”も使えます。
His story was confirmed by witnesses.
(彼の話は目撃者によって裏付けられた。)
また、”validate(正当性を証明する)”ではこのような表現が可能です。
The study validates our hypothesis.
(その研究は私たちの仮説を証明している。)
最後に、”substantiate(証拠を挙げて証明する)”の使用例はこちらです。
He substantiated his claim with strong evidence.
(彼は強力な証拠で自分の主張を証明した。)
結果として証明される(自然に明らかになる)
結果として証明される、という文脈では、”turn out(〜であると判明する)”が適しています。
His guess turned out to be correct.
(彼の推測は正しいと判明した。)
能力や価値を証明する
最後に、能力や価値を証明するという文脈で使える単語の紹介です。
まず、”show(示す)”が使えます。
She showed her leadership skills.
(彼女はリーダーシップスキルを証明した。)
さらに、”establish(確立する、証明する)”も使えます。
He established himself as a great writer.
(彼は偉大な作家としての地位を証明した。)
prove a pointの意味は?
“prove a point”は「自分の主張が正しいことを証明する」という意味の英語表現です。
議論や討論の場で、証拠や論理を使って自分の意見が正しいと示すときに使われます。
特に、相手が疑っている場合や反対意見があるときに、有効な証拠を提示して説得するニュアンスがあります。
プレゼンの場で新しいマーケティング戦略の効果を証明するために、過去のデータや成功事例を示すことは”prove a point”の例です。
また日常会話でも、自分の考えを証明するために実際に行動を起こすことを指すことがあります。
例文
prove a pointを使った例文を紹介します。
He brought data from last year’s sales to prove a point in the meeting.
(彼は昨年の売上データを持ち出して、会議で自分の主張を証明した。)
She climbed the mountain just to prove a point that anyone could do it.
(彼女は誰でも登れることを証明するために、その山を登った。)
まとめ
今回は、英単語”prove”や熟語表現の”prove a point”の意味などを解説しました。
復習してほしいポイントをまとめますね。
- 基本の意味は「証明する」「判明する/〜であるとわかる」「(能力などを)示す/発揮する」
- 「判明する」は”turn out” や “become clear”などさまざまな表現がある
- 「証明する」にも”demonstrate”や”verify”など言い換え表現が多数ある
- “prove a point”は「自分の主張が正しいことを証明する」という意味
一度で覚えきれなくても大丈夫です。
このページをブックマークして、何回も読んで覚えてくださいね!
【関連記事】