外出自粛やリモートワークを受けて、ご自宅で動画を視聴する機会が増えましたよね。
「休日や休み時間は何をしていますか?」と聞かれて、「WEBサイトで動画を観ています。」「オンデマンドでドラマや映画を観ています。」と答える方も多いのではないでしょうか?
また、動画だけでなく有名人や人気クリエイターの生配信を観るのが好きだという方も多いですよね。
そんな「動画」や「配信」について、英語では何と言うのでしょうか?
この記事では、そんな「動画」や「配信」について、英語でどう表現するのか、どんな考え方で表現を使い分けるかをお伝えします。
「動画」を表す英語2通り!その使い分け方とは…?
「動画」を簡単に表現出来る英語に、以下の2つが挙げられます。
- Video
- Movie
どちらも日常的、一般的に用いられる英語で、日本でもよく使われる英単語ですよね。
それでは、英語のネイティブスピーカーはこの2つをどのように使い分けているのでしょうか?
順番に見ていきましょう。
1. Video
Videoは、スマートフォンや小型のタブレット端末などで観る「ちょっとした動画」をイメージして使われます。
Hi, what are you doing?
訳)やぁ、何してるの?
Oh, I’m just watching a video on my phone.
訳)あぁ、スマホで動画を観てるだけだよ。
電車内でついつい観てしまうワンちゃん猫ちゃんの動画や、TikTokなどの短いエンターテインメント動画などがこれに当たりますね。
2. Movie
対してMovieは、据え置きのテレビやパソコン、モニターなどで、腰を据えて観る動画をイメージして使われます。
Movieというと「映画」を意味する英単語でもありますが、映画ほど長い動画ではなくとも、「Movie」を使って動画を表すこともあります。
Now we can study basic economy on YouTube Movie.
訳)今や私たちは基本的な経済学をYouTube上の動画で学ぶことが出来る。
どれくらいの長さの動画までがVideoで、どこからがMovieなのかは個人の感覚によりますが、「スマホで片手間に観られる動画」と「ゆっくりと腰を据えて観る動画」というイメージを持てば、ネイティブスピーカーとの認識に差は生まれないのでおすすめです。
「配信」は英語でなんて言う?
動画サイトで配信を観て楽しむときもありますよね。
WEBサイトから観る配信を総合して、英語では「Webcast」と表現します。
She produces her own weekly webcast.
彼女は自分のWEB配信を週刊で行っている。
WebcastはWebサイトの「Web」に「Broadcast」を組み合わせた造語です。
Broadcastは「放送する、広める」を意味する英単語で、テレビ番組やラジオ番組の「放送」に使われます。
造語ではありますが、オンラインセミナーを表す「Webinar(Web +Seminar)」と同様にビジネスメールでも普通に使われるほど一般的に浸透しています。
カジュアルな場、ビジネスなどのオフィシャルな場でも使える、使いやすい英語表現です。
「映像」は英語でなんて言う?
「動画」や「配信」に関連して、「映像」を英語で表現する時には…
- Picture
- Image
を用います。
Pictureの例
- A clear picture.
鮮明な映像 - A blurred picture.
ぼやけた映像 - Television pictures
テレビの映像
Imageの例
- The image is fizzy.
映像が乱れる。 - A stopped image.
静止画
学校英語ではPictureを「写真」の意味で習いますが、Pictureにはもう少し抽象的な「フレームに収められた視覚情報」のニュアンスが含まれています。
またImageも、頭の中のイメージだけではなく、第三者も見ることが出来る具体的な視覚情報も含んだニュアンスを持っています。
そのため、「映像」を表すときにPictureとImageが使えるわけですね。
英会話をYouTubeで学ぶのはあり?
「動画」や「配信」、「映像」を表す英語表現についてお伝えしてしてきましたが、その動画や配信、映像を扱うプラットフォームである「YouTube」で英語を学ぶのは効果的なのでしょうか?
結論から言えば、「あり」です。
根拠は以下の通りです。
- 日本人は、たくさんの「座学」を経験しているから
- 映像と音声を用いることが出来るから
日本人は座学を既に経験している
日本人の多くは、中学校と高校で合計6年間英語を学びます。
思い返してみると、6年間の英語教育のほとんどが、座学で行われて来たのではないでしょうか?
日本人は6年もの間、座学によって理論や理屈を学んできているのですから、英会話ができるようになるために欠けているポイントは座学以外にある可能性が高いと言えます。
映像と音声を用いることが出来る
対して、YouTubeを用いると、英語学習に映像と音声を取り入れることができます。
英語学習に映像と音声を取り入れることで、より臨場感を持って取り組むことができます。
例えば、リスニング音声だけではなく、相手の口や表情の動きから、イントネーションや強弱の付け方を効果的に取り入れることが出来るようになります。
さらに、英語の音声を真似るときに、身振り手振り、表情まで真似ることで、脳のたくさんの部位を使うため効果的に学んだことを定着させられます。
学校英語で学んできた座学による理論理屈だけじゃなく、体感で英語を学ぶことができることから、映像と音声を用いて英語を学べる優位性がYouTubeにはあります。
映像と音声を取り入れるのに最適なVoiceTubeとは?
YouTubeを用いて、映像と音声を取り入れた英語学習をする上で「VoiceTube」を利用することをおすすめします。
VoiceTubeとは、YouTube動画を利用して英語学習が出来る、台湾発の無料英語学習サービスです。
VoiceTubeを取り入れると、以下のメリットがあります。
- レベル別、目的別に動画を見つけられる
- 英日字幕がある
- 単語をすぐに調べられる
レベル別、目的別に動画を見つけられる
「YouTubeで好みの英語動画を見つけた!でも、使われてる英語が難しすぎてダメだった…」
YouTubeで動画を探すと、このようなケースがたくさんあります。
しかし、VoiceTubeでは、ご自身の英語力レベルや好みのジャンルから英語動画を探すことができます。
例えば、海外ドラマや海外映画、TOEIC初級、中級、上級レベルなどの、目的やタイプから動画を探すことが可能です。
ご自身にぴったりの動画を見つけやすいと言えます。
英日字幕がある
せっかくご自身に合った動画を見つけても、正しいスクリプト(台本)がないと、本当に正しい英文を学んでいるのか不安ですよね。
VoiceTubeで出てくる動画は、しっかりと英日字幕がついています。
英文と日本語訳を見て、英文と訳文を確認するのはもちろん、ディクテーションやシャドーイング学習にも大きく役立てられますね。
単語をすぐに調べられる
無料の会員登録を行えば、辞書機能を使うことができます。
辞書機能を使うことで、知らなかった単語をすぐに調べることができ、わからないことをわからないまま放置せずに、効果的に学習することが可能です。
以上のことから、VoiceTubeを使って効果的にYouTube動画で英語を学ぶことは、効果的な英語学習に繋がると言えます。
まとめ
この記事では、「動画」や「配信」、「映像」に関する英語表現や、それらを使った英語学習についてお伝えしてきました。
ここまでお読みのあなたは、動画、配信、映像を英語で伝えることができ、なおかつそれらを使った効果的な英語の勉強法も、もうご存じです。
この記事でお伝えした内容が、あなたの英語学習をより充実させられたら幸いです。