お店やイベント会場でよく耳にする「何かあればお声がけください」「お気軽にスタッフまでお声がけください」という言葉。
英語で伝えたいけど、なんて言えばいいの?と悩んだことはありませんか?
実は、「お声がけください」は場面に応じていろいろな英語の言い方があるんです。
この記事では、日常会話やサービス業などでよく使われる「お声がけください」の英語表現をわかりやすく紹介します。
英語初心者も覚えやすいように、簡単な例文と日本語訳もつけています。
英語で接客をしたい人や、外国人のお客様と接する機会がある人におすすめの内容です。
「何かあればお声がけください」を英語で何て言う?
「何かあればお声がけください」という表現は、お客様や相手に「遠慮せずに声をかけてね」という優しい気持ちを伝えるフレーズです。
英語では、以下のように言うことができます。
よく使われる英語表現
Please let me know if you need anything.
(何か必要であればお知らせください。)
Don’t hesitate to ask if you need anything.
(何か必要なら遠慮なく聞いてください。)
If you need help, just ask.
(助けが必要なら、遠慮なく聞いてください。)
ポイント解説
“Let me know”は「知らせてください」の意味で、柔らかい印象。
“Don’t hesitate to” は「遠慮しないで~してね」という丁寧な言い方です。
“Just ask”はカジュアルですが、フレンドリーな雰囲気を出したいときに使えます。
「一言お声がけください」を英語で何て言う?
「一言お声がけください」という表現は、ちょっとした用事でも遠慮せずに声をかけてほしいという気持ちを表します。
英語では、こんな言い方があります。
よく使われる英語表現
Just let me know.
(一言知らせてください。)
Give me a shout if you need anything.
(何かあれば声をかけてください。※カジュアル表現)
If you have time, drop me a line.
(時間があったら、一言連絡してね。)
ポイント解説
“Just let me know”は短くて覚えやすい便利なフレーズです。
“Give me a shout”はイギリス英語でよく使われるカジュアルな表現で、友達同士の会話にも向いています。
また、テキストやメールで「一言お声がけください」を伝えるなら、”drop me a line”が自然な英語表現です。
「一言連絡して」という軽いニュアンスで、親しみやすい印象を与えます。
「お気軽にスタッフまでお声がけください」を英語で何て言う?
接客の場面で「お気軽にスタッフまでお声がけください」と言いたいときは、以下のような英語表現が使えます。
よく使われる英語表現
Feel free to ask any of our staff.
(お気軽にスタッフまでお声がけください。)
Our staff is happy to help, just ask!
(スタッフがお手伝いしますので、どうぞお声がけください。)
Please don’t hesitate to talk to our staff.
(遠慮なくスタッフに話しかけてください。)
ポイント解説
“Feel free to ~”は「遠慮なく〜してください」という決まり文句で、よく使われる丁寧な英語です。
「スタッフ」という単語は英語でも”staff”ですが、単数・複数に注意しましょう。
また、英語で「スタッフ」は”staff”でOKですが、特定の役割を強調したい場合は”team”や”crew”を使うこともあります。
例えば、カフェなら”our crew”、イベントなら”our team”などのように。
英語を学ぶ際、こうした細かい違いを知ると、より自然な表現ができますよ。
「いつでも声をかけてください」を英語で何て言う?
「いつでも声をかけてください」と伝えたいときは、こんな英語フレーズが役立ちます。
よく使われる英語表現
You can talk to me anytime.
(いつでも声をかけてください。)
I’m here if you need anything.
(何かあれば、ここにいますよ。)
I’m always available to help.
(いつでもお手伝いできます。)
ポイント解説
“Anytime”は「いつでも」という意味。気軽さを表現できます。
“Available”は「対応できる状態にある」という意味の英単語です。
ビジネスでもよく使われます。
「お知らせください」を英語で何て言う?
「お知らせください」は「お声がけください」に似ていますが、もう少しフォーマルな印象があります。
以下のような英語が使えます。
よく使われる英語表現
Please inform us.
(お知らせください。※フォーマル)
Let us know.
(知らせてください。※カジュアルでもOK)
Notify us if there’s a problem.
(問題があればお知らせください。)
ポイント解説
“Inform”や”Notify”はビジネスシーンでもよく使われる英語の単語です。
“Let us know”は「お声がけください」のニュアンスに近く、日常会話でとても使いやすい表現です。
英語で「お声がけください」と言うときのコツ
英語で「お声がけください」と伝えるときは、次のポイントを押さえるとスムーズに伝えられます。
自然な英語を使うコツ
- 丁寧すぎず、かつ失礼にならない言い回しを選ぶ
- “Please”、”Feel free to”などの丁寧表現を活用する
- 相手が緊張しないように、ときにカジュアルな表現にする
よくある間違い
“Call me”や”Speak me”などは不自然な英語になります。
正しい言い方は、Talk to me, Speak with me, Let me knowなどです。
英語には、文法だけでなく「相手との距離感」によって言葉を選ぶ必要があります。
「お声がけください」のような表現は、その場に合った丁寧さが求められます。
まとめ
「お声がけください」は、英語にすると一つの言い方では表せません。
場面によって”Let me know”、”Feel free to ask”、”Please talk to our staff”などのように、さまざまな表現があります。
まとめに今回紹介した表現を再掲します。
- 何かあればお声がけください:Please let me know if you need anything.など
- 一言お声がけください:Just let me know.など
- お気軽にスタッフまでお声がけください:Feel free to ask any of our staff.など
- いつでも声をかけてください:You can talk to me anytime.など
- お知らせください:Please inform us.など
英語が苦手でも、シンプルな表現をいくつか覚えておけば安心です。
英語のフレーズを少しずつ覚えていくことで、海外のお客様とのコミュニケーションにも自信が持てますよ。
「何かあればお声がけください」を、今日から英語で言ってみませんか?
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