社会人になって改めて英語を勉強し直したいと思っている人は多いです。そこで正しい英語の練習法を知っていると、より効率的に学習が進みお得ですよね。今回は、その英語のおすすめの練習法をお伝えしていきます。英語と一口にいっても、英語の何を練習するのかによって練習方法は変わってきます。英語のタイピング練習をしたいのか、それともリスニング練習をしたいのか・・・。それぞれの練習法を見ていきましょう。
おすすめの英語タイピング練習
英語の試験や英会話などで英語力を上げたいという人もいますが、ネット副業などで英語のタイピング練習をしたいという人も増えています。元からある程度英語の知識があり、それをパソコンでスムーズに打てるようにしたいという要望は結構あります。
この場合、克服しなければならない点がいくつかあります。ひとつ目は、大文字を打つことです。基本的に英語はほとんど小文字を使いますが、ご存知の通り地名や人名などの固有名詞の頭文字や、文頭は大文字になります。たくさんの文章を打てば大文字を使う回数も多くなるので、タイピングでサッと大文字が打てるようにしておかないとイライラしてきてしまいます。
シフトを押しながら特定のアルファベットを押すことで大文字が出るので、まずはこの作業に慣れるようにしてみましょう。
大文字を打つことに慣れてきたら、次は単語と単語の間を開けるスペースを押すことに慣れましょう。これは大文字を打つよりは頻度が高く、日本語でもスペースは変換としてよく使うのでそこまで練習に時間がかかるものではありません。
スマホをクウォーティーキーと言って、パソコンキーボードと同じ配列にしてすきま時間に練習する方法もおすすめです。ちょっと画面が小さいのですが、指が細い方ならスムーズに打てます。スペルに慣れることが肝心ですから、同時に言えても書けない単語を整理しておきましょう。
ちなみに、英語でたくさん文章を打つ場合は、パソコンのキーボードをJISではなく、USに変えることも検討してみましょう。キーボード単体なら数千円でも買えます。
日本語用のキーボードと違って、よく使うスペースキーが大きくなり、エンターキーが小さくなっています。英語のネイティブが使っているのと同じキーボードなら打ち間違えも減るでしょうから、環境を整えることも視野に入れてみてくださいね。
英語タイピング練習の上達法
2020年、ついに小学校でプログラミング教育が必修化され、小学生からプログラミングを学ぶ生徒さんが増えていますが、プログラミングにおいては英語タイピングが必須になってきます。
子供はビデオゲームで遊ぶが大好きなので、ゲーム作りを通してプログラミングを学ぶ中で、英語のタイピングも自然と上達してきます。
昨今では私立、公立の小学校からタブレットが各生徒さんに配布されるので、そのタブレットを使ってタイピングの練習をするのもいいですし、子供のプログラミングレッスンのために専用のパソコンを準備するのもいいですね。
英語タイピングの練習のために、まずは「ローマ字入力表」を準備しましょう。「ローマ字入力表」の下敷きを買うのもいいですし、「ローマ字入力表」のウェブサイトを印刷して、タブレットやパソコンのそばに置いておくといいです。タブレット端末で学校から課題も出ますので、タイピングが速くスムーズにできると、課題の対応にかかる時間も短く済みますね。
「ローマ字入力表」の準備ができたら、実際に英語のタイピングの練習をしていきましょう。英語のタイピング練習におすすめのサイトを紹介します。
上記おすすめのタイピング練習サイトについて、それぞれの特色と良さについて解説します。
プレイグラム
プレイグラムは、単にタイピング練習するだけでなく、英単語のスペルも一緒に覚えられるので、英語学習者には一番おすすめです。サイトを開くと、「個人向け」と「学校向け」があるので、個人で学習する場合は「個人向け」を選びます。
次に「英語学習モードを無料で体験」を選びます。体験版で、「New Horizonのテキスト」に出てくる一部の単語や「英検5級」レベルの一部の単語のタイピングが練習できます。サイトに紹介されているすべての単語を練習するには、有料コースに申し込む必要がありますが、一日30分ずつでもほぼ毎日英単語のタイピングを練習することで、英語のタイピングも上達して、英単語もたくさん覚えられます。
マイタイピング
マイタイピングは、練習しやすい簡単な短文のタイピングがサイトに紹介してあって、その短文が週ごとに変わります。日本語の文章を使って、さまざまな短文のタイピングを無料で練習したい人におすすめです。
e-typing
このタイピング練習サイトは、「ビジネス」「スタディ」「ライフ」など自分の興味のあるジャンルを選んで、タイピング練習をすることができます。「ローマ字タイピング」「英語タイピング」「かなタイピング」とタイピングの種類を選ぶタブがあるので、最初に「ローマ字タイピング」か「英語タイピング」を選んで、次に自分の興味があるジャンルを選んで、タイピングの練習をしていきましょう。
寿司打
このタイピング練習サイトは、ローマ字入力用のタイピング練習サイトで、寿司ネタをタイピングしながら、タイピングの練習ができます。寿司好きでタイピングの練習がしたい人にぴったりのタイピング練習サイトです。
おすすめの英語スピーキング練習
英語の中でも、文法をマスターするよりペラペラとカッコよく喋れるようになりたいという人は多いですね。そうなると、鍛えるべきはスピーキングです。スピーキングの練習でおすすめなのは、お風呂で外国人と話しているシーンをシミュレーションすることです。
ひとりで話していると、たとえ家族でもバレればちょっと恥ずかしいもの。ですから、ひとりになれる場所で練習するのです。相手がいないとスピーキングはできないと思うかもしれませんが、とにかく喋ってみなければ上達はないことを意識してひとりでも相手がいることを想定してみましょう。
シチュエーションは何でも良いのですが、初心者であれば英語圏の人に道を尋ねられたというシチュエーションがおすすめです。中学で何度も習った言い回しが使えますし、いくらネイティブに出会う機会が少ないとはいえ一番ありえるシチュエーションになるからです。
地元で道を尋ねられたとしたら、より具体的に道を思い描いて言葉を紡げるので、どんどん喋ってしまいましょう。相手の声は脳内再生をし、こちらも英語でしてください。そして自分で話す分は実際に声に出すのです。
もうひとつのおすすめのスピーキングの練習法は、自分が話した声を録音し、後で聞くことです。これによってより客観的に自分の英語の発音の精度やアクセントの良し悪しがわかるので、相手がいなくても修正ができます。英会話スクールに入りたいけれど、お金がかかるし続けられるか不安という場合はこちらの方法でやってみましょう。
おすすめの英語リスニング練習
英語だけでなく語学において、相手の言っていることが何も理解できない状況はまるで地獄です。コミュニケーション能力がないわけではないのに、相槌しか打てずに歯がゆい思いをするのはできれば避けたいところ。となると、鍛えるべきはリスニング力ですよね。
おすすめのリスニング練習法は、ネイティブの言ったことをリピートすることです。シャドーイングでも良いのですが、苦手な人はまずポーズがある音源か、もしくは文章ごとに音声を止めて相手の言っていることをそのまま真似しましょう。この練習法なら、シャドーイングのように自分の声と相手の声が被ることがないため初心者にもおすすめです。音を真似するのはスピーキング練習のようだと感じる人もいるでしょうけれど、自分で音を発してみると正確な音を拾うことができるようにもなります。ですから腐らず続けてみましょう。
ただ、練習法が正しくても、音源が自分のレベルに合っていなければあまり効果が期待できません。ちょっと早すぎる、理解できないと感じたらレベルを下げ、言っていることが全部理解できるのであればレベルを上げましょう。音源は大抵英語の教材の中にダウンロードできる形で入っているか、CDがついているのでその教材レベルを確かめましょう。
無料でリスニングの練習がしたいなら、ネットに転がっている音源でも十分です。YouTubeの初心者向けの講座なら、画像があるからより覚えやすいです。また、アプリならニュースを英語で聞けるものもあるので、上級者ならこちらを選んで毎日英語圏で起きていることを知るのもおすすめです。
おすすめの英語ライティング練習
日本で過ごした場合、学校では英語のリーディング練習は嫌というほどやったでしょう。ですから、最後の紹介するのはあまりやる機会がなかったライティング練習ににしました。
ライティングは日本人が苦手としていることのひとつで、自分の意見を言えない民族というレッテルを貼られてしまってもいます。これを克服するためには、まず英語で文章を書く手順を覚えるべきです。
日本語は根拠や理由を先に述べ、まとめで自分の意見を書くという手順もあるのですが、英語だと最初に自分の意見を言い、その理由、根拠を後の段落で書きます。そしてまとめでもう一度自分の意見を言い、完了となります。
いきなりライティングをし始めるよりは、この英語の段落をメモし、そこにどんなことをメインで書くのかを箇条書きにしましょう。これは日本語でもOKです。書いているうちに話が脱線してしまい、全体を後で見たら散々な出来だったということもあります。メモを見ながら書けばそのようなことも避けられ、とてもすんなりと頭に入る読みやすく説得力がある文章が書けますよ!
スピーキング・リスニング・ライティングにおすすめのオンライン英会話
おすすめの英語スピーキング・リスニング・ライティングの方法について紹介しました。各方法について理解した上で、その方法を実践してみることが重要ですが、なかなか自分ではそれを実践できなかったり、継続して練習できないという方も多いのではないでしょうか。
そういった方々には Kiminiオンライン英会話をおすすめします。スピーキング、リスニング、ライティングのそれぞれについておすすめのKiminiオンライン英会話のコースについて解説していくので、参考にしてください。
英語スピーキングにおすすめのKiminiオンライン英会話のコース
Kiminiオンライン英会話は、全159コースありますが、その中でも英語スピーキングにおすすめのコースは次の通りです。
トピックスピーキングコース
このコースは、初級編と中級編の2つのコースがあります。提示された4つのトピックの中から自身の興味のあるトピックを2つ選び、講師と会話の練習を行います。英会話初心者にとって、英会話のキャッチボールを続けるということはなかなかハードルが高いですが、自分の興味のあるトピックなら、長く話せる可能性が高く、講師との会話から学んだことを、自分の興味や趣味の分野で活かせる可能性が高いです。
トータルスピーキングコース
このコースは、中級から上級の1コースが用意されています。スピーキング力強化に特化したコースで、実践的な英語力を身につけることができます。英会話中級者でも、英語を話すときに、いつも同じような英語表現を使ってしまうということがよくあります。そこで英語表現の幅を広げて、もっと流ちょうに様々なテーマについて英語で話せることを目指して学習できるコースになっています。
英語リスニングにおすすめのKiminiオンライン英会話のコース
オンライン英会話では、英語リスニングとスピーキングがセットで学べるようにカリキュラムが組まれており、リスニングはどのコースをとっても強化できるので、特に英語リスニング力がアップするコースを紹介するのは難しいです。
むしろ、初級、中級、上級など自分の英会話力に合わせた英会話コースをとることをおすすめします。
中級レベルまでの方で、リスニング力を伸ばしたいという方は、オンライン英会話の無料体験レッスンを受けて、自分の英会話力のレベルについて判定してもらって、おすすめのコースを受講してみるというのはいかがでしょうか。
英語リスニングが苦手な方は、スピーキングもあまり得意じゃない可能性が高いので、次に紹介する4技能をバランスよく伸ばせるコースなどがおすすめです。
総合英語
このコースは、英文法の基礎を学びながら、学んだ英語を「話せる英語」にするためのコースで、総合英語コース1から総合英語コース5まで5つのコースが用意されています。まず英文法を理解していないと、英会話が上達しないので、英会話に必要な英文法の学習から始めていきます。
英検®合格
英検®合格コースは、英検5級から英検2級まで5つのコースが用意されており、そのコースの中で、リスニングテスト対策のレッスンがしっかりと組み込まれています。リスニングが苦手で、英検の資格を取りたい方は、ぜひご検討してみてください。
英語ライティングにおすすめのKiminiオンライン英会話のコース
オンライン英会話で、英語ライティングに特化したコースというのは、あまりないのですが、Kiminiオンライン英会話の英検®合格コースの中で、英語ライティングについても学ぶことができます。
英検®合格
Kiminiオンライン英会話の英検®合格コースは、英検5級から英検2級まで5つのコースが用意されていますが、ライティングが入っているのは、英検3級、英検準2級、英検2級の3つのコースです。
Kiminiオンライン英会話の英会話コースは、学研の英検向けテキストを使って進められています。文法やスピーキングのダイアローグなども文字化されているので、そのテキストを活用して、自然とライティング力も強化していくことができます。
まとめ
英語の練習法として、タイピング練習をご紹介しましたね。
これからは仕事として英語をタイピングすることも増える時代となるので、副業を考えている人などは今のうちに練習しておくと良いでしょう。また、英会話に大切なリスニング練習やスピーキングの練習も、実はひとりでもできます。正しさに焦点を当てるのではなく、いかにスピーディーに受け答えができるかを重視しましょう。
また、ライティングは長文を書く場合、英語のスタンダードな書き方を守ることがポイント。各段落で何を書くかを決めてから書き始めましょう。