健康診断や食事制限など、病気や健康に関する会話の中で「肝臓」について英語で伝えなければならないシーンはありませんか?
日本語の「肝臓」も英語では、内臓としての機能や病気に関連する話題をはじめ食材としてのレバーなど、正確に表現するための知識が求められます。
そこでこの記事では、「肝臓」に関する様々な英語表現を、単語の意味から、関連する臓器や病気の伝え方まで、まとめて紹介します。
英語で”liver”の意味とは

「肝臓」は英語で”liver”です。
英語圏では医学用語としてはもちろん、日常会話でもよく使われます。
“liver”の基本的な意味と使い方
“liver”は、体内の解毒作用や代謝を担う、人間や動物の臓器そのものを指します。
(医師は私の肝臓の機能をチェックしました。)
(肝不全は深刻な病態です。)
Oxford Learner’s Dictionariesの説明によると、”liver”は「a large organ in the body that cleans the blood and produces bile」です。「血液を浄化し、胆汁を生成する体内の大きな臓器」となります。
“liver”の発音は「レバー」?
日本語で「レバー」は、「肝臓」と「鶏などの臓器(食材)」の両方を指します。
一方、英語の場合は発音によって別の単語に聞こえるため、注意が必要です。
肝臓(liver)とレバー(lever)の発音の違い
- 肝臓 (liver):発音は /ˈlɪvər/ で、日本語の「リヴァー」に近い発音です。最初の「リ」にアクセントを置き、短く発音します。
- レバー(機械のテコ)(lever):発音は /ˈliːvər/ または /ˈlevər/ で、日本語の「リーヴァー」または「レヴァー」に近い発音です。機械のテコや棒状の部品などハンドル状のものを指します。
【ワンポイントアドバイス】 食材の「レバー(肝臓)」を指す場合は、英語でもそのまま “liver” を使います。発音が似ている”level”(レベル)や”lever”(テコ)と混同しないよう、話の内容から区別しましょう。
「肝臓病」を英語で
「肝臓病」を英語で表現する際は、具体的な病名によって次のような単語があります。
「肝臓病」の基本的な表現
- liver disease:肝臓病(総称)。
- hepatitis:肝炎(特定のウイルスや原因による炎症)。
- cirrhosis:肝硬変。
(彼は慢性肝臓病と診断されました。)
(B型肝炎は一般的な肝臓の炎症の一種です。)
「腎臓・心臓」を英語で

肝臓以外の主な臓器の英単語も一緒に確認しておきましょう。
「腎臓」は英語で”kidney”
「腎臓」は”kidney”です。
通常、左右2つあるため、複数形”kidneys”で使われることが多いです。
(腎臓結石は非常に痛いです。)
Cambridge Dictionaryの”kidney”の説明を見ると「one of a pair of organs in the bodies of humans and animals that take away waste matter from the blood to produce urine」(人間と動物の体内にある、血液から老廃物を取り除いて尿を生成する一対の器官の1つ)です。
「心臓」は英語で”heart”
「心臓」は”heart”です。
病気や手術などの医療現場をはじめ、「ハート(心)」について話したい感情的な文脈でも使われます。
(彼女は心臓移植が必要です。)
【「ハート(心)」=感情的な文脈とは?】
英語圏では”heart”は愛情、感情、勇気、思いやりといった感情を象徴する温かな単語です。
▼愛情・思いやり
“I love you with all my heart.”(心から愛している)
“She has a big heart.”(彼女は思いやりがある)
のように、深い愛情や優しさを示す際に使われます。
▼勇気・決意
“Take heart.”(勇気を出せ)
“He lost heart.”(彼は意気消沈した)
など、精神的な強さや士気を表す際にもよく日常会話で登場します。
▼悲しみ・痛み
“My heart aches.”(胸が痛む)
“It broke my heart.”(心が張り裂けそうだった)
のように、強い悲しみや精神的な苦痛を表現する際にも用いられる場合もあります。
「内臓」を英語で
英語では、「内臓」という心臓や肝臓、腎臓などをまとめて表す言葉が複数あります。
「内臓」の基本的な表現
- internal organs:内臓器官(最も一般的な表現)。
- viscera:内臓、腹部の臓器(医学・解剖学用語)。
- guts:内臓(口語、または「度胸、根性」)。
(重要な内臓器官を保護することは重要です。)
口語の”guts”は意味がたくさん
日常会話でよく使われる”guts”も「内臓」を意味しますが、「度胸」「根性」といった意味も持つため、違いに注意が必要です。
(彼には何でも試す度胸があります。)
【ワンポイントアドバイス】 「guts」を「度胸」の意味で使う場合は、「have the guts to do something」(〜する度胸がある)というイディオムでよく登場します。臓器としての「内臓」を伝えたい際は、フォーマルな場では”internal organs”を使うほうが無難です。
まとめ
この記事では、「肝臓」やその他、主な内臓に関する英語表現を、単語の意味から具体的な使い方までまとめて紹介しました。
まずは、
- 「肝臓」=”liver”
- 「腎臓」=”kidney”
- 「心臓」=”heart”
といった基本単語をまず覚えましょう。
その上で、各臓器に関連する病名や日常会話での表現を使い分けることが重要です。



