「英検準2級プラスの面接って何をするの?」「うちの子、英語を話すのがあまり得意じゃないけど大丈夫かな…?」
そんな不安を抱えるお母さんのために、この記事では英検準2級プラスの二次試験(面接)について、出題の流れ・ポイント・使える表現・つまずきやすいポイントと対策まで、わかりやすく丁寧に解説します。
英語が苦手でも大丈夫!サポートの仕方がわかれば、お子さんをしっかりと準2級プラスの合格へ導くことができますよ。

目次

この記事の3行まとめ(AI要約)

  • 英検準2級プラスの面接は音読・ナレーション・意見回答で構成され、表現力と説明力が求められます。
  • 合格のカギは決まったパターンに慣れることで、小学生でも対策すれば十分対応可能です。
  • 「Yes/No+理由」「過去形で説明」など型を身につける練習が得点アップにつながります。

英検準2級プラスの二次試験とは?

英検準2級プラスの二次試験(面接)は、一次試験(筆記・リスニング・ライティング)に合格した人が受験できるスピーキングの個別試験です。

準2級プラスの二次試験は、形式が2級に似ており、イラストを説明するナレーション問題が含まれていて、表現力・説明力・話す力がより強く求められます。

準2級プラスの二次試験は、2級よりはパッセージか短めで、ナレーション問題も2級よりは短いです。

試験概要

  • 所要時間:約6〜7分(全体で10分以内)
  • 面接官:1名(S-CBT形式ではコンピューターに向かって回答)
  • 形式:音読+ナレーション+Q&A
  • 会話はすべて英語

近年は、S-CBT(パソコン受験)によって、指定会場でのスピーキング受験も可能になっていますが、出題形式は会場で受験するものと同じです。試験が1日で完結するのが特徴です。

準2級プラスの出題の流れと構成

出題の流れと構成(準2級プラス)

準2級プラスの面接では、5つのセクションで構成され、出題パターンが決まっています。あらかじめパターンを練習しておけば、小学生でも十分に対応可能です。

準2級プラスの二次試験の測定技能、問題形式と詳細を確認しながら、見ていきましょう。

  問題番号 問題形式 詳細
スピーキング(約6~7分) 音読 約60語程度のパッセージを読む
No.1 パッセージについての質問 音読したパッセージの内容についての質問に答える
No.2 イラストについての質問 3コマのイラストの展開を英語で説明する(ナレーション)
No.3, 4 イラストについての質問 イラストを見て、状況を説明する

ステップ①:パッセージ音読(Reading aloud)

約60語程度の英文を声に出して読みます。
発音・抑揚・流暢さが評価対象です。

  • コツ:知らない単語が出てきても止まらず、前に進む勇気が大切!  棒読みにならないように、カンマやピリオドなどでポーズを入れ、少し抑揚をつけて読みましょう。音読も評価されます。

ステップ②:ナレーションに関連する質問

音読したパッセージに関する内容が1問聞かれます。

例:According to the passage, how can students learn more about their local culture?
howで聞かれた場合、”by doing so”の前の文章が答えになりやすい。

  • ポイント:接続詞を含む長い文章が答えの文章。

ステップ③:ナレーション問題(Picture Story)

3コマのイラストが提示され、それぞれのコマで「誰が何をしているか」を1文ずつナレーションで説明します。2級の二次試験と似たような問題ですが、2級より少し簡単です。

動詞は過去形、過去進行形(was/were ~ing)を使うのが基本
セリフは”The boy said, ~.”の形で、直接話法を使って言う。直接話法を使うと、吹き出しのセリフがそのまま使えます。

例:The boy said “I love tomatoes.” His father thought it was a good idea.など

  • ポイント:基本的にひとつの絵に対して2文ずつ状況を描写。冠詞の”a”/”the”が抜けてもあまり減点されませんが、主語+動詞の形と時制(過去形)は間違うと減点されるので、過去形の時制を意識しましょう!

ステップ④:意見質問(Your Opinion)

自分の生活や考え方に関する質問が2問出題されます。
社会問題や日常生活に関する内容が多いです。

例1
Do you think drinks in plastic bottles will be more popular in the future?

“Yes, I do. Because it’s convenient for people to carry drinks in plastic bottles.  Also, plastic bottles are much lighter than water bottles.” など、シンプルな理由でもいいので、Yes か No だけでなく、その理由も2文付け加えるようにしましょう。

 

例2

It is common for people to exchange messages on the Internet. Do you think sending messages on the Internet is better than talking on the phone?

No, I don’t think so. Because text messages are sometimes hard to understand. If you talk on the phone with someone you don’t know well, you will not be misunderstood.

  • ポイント:質問には、”Yes, I do.” または “No, I don’t.” で答えた後、理由や説明を2文で追加しよう。

準2級プラス:実際の問題と解答例

Food Culture
These days, people in Japan are forgetting about their traditional food culture. One reason for this is that the eating habits of young people are changing. Now, some schools have started teaching students about traditional local meals. Students make such meals in class, and by doing so they can learn more about their local culture.

参照:二次試験のサンプル問題がPDF

模擬質問とモデル回答

No.1: According to the passage, how can students learn more about their local culture?

モデル回答:
By making traditional local meals.

No.2: Now, please look at the picture and describe the situation. You have 20 seconds to prepare. Your story should begin with the sentence on the card.

モデル回答:
One day, Mr. and Mrs. Sato were eating lunch with their daughter, Yuki.
Their daughter said, “I love tomatoes.” Mr. and Mrs. Sato listened to her.
After lunch, Mrs. Sato said, “I want to grow tomatoes with Yuki.” Mr. Sato thought it was a good idea.
The next summer, their tomatoes were eaten by birds, so she couldn’t make a tomato salad.

No.3: Do you think drinks in plastic bottles will be more popular in the future?

Yesの場合:
Yes, I do. Because it’s convenient for people to carry drinks in plastic bottles.  Also, plastic bottles are much lighter than water bottles.

(はい。なぜなら、ペットボトルに飲料を入れて持ち運ぶのは便利だからです。それに、ペットボトルは水筒よりずっと軽いです。)

 

No の場合:
No, I don’t think so. Because using plastic bottles is not eco-friendly. If you bring a water bottle from your home, the amount of plastic bottles thrown away will be reduced.

(いいえ、そう思いません。なぜなら、ペットボトルを使うのは環境にやさしくないからです。もし水筒を家から持ってきたら、捨てられるペットボトルの量が減るでしょう。)

No.4: It is common for people to exchange messages on the Internet. Do you think sending messages on the Internet is better than talking on the phone?

Yes の場合:
Yes, I do. Because more people want to communicate with people by sending messages. Also, it’s hard for people to answer the phone when they are at public places such as a hospital.

(はい。より多くの人がメッセージを送って人々とコミュニケーションを取りたがっているからです。それに、病院のような公共の場所にいる時、電話に出るのが大変です。)

 

No の場合:
No, I don’t think so. Because text messages are sometimes hard to understand. If you talk on the phone with someone you don’t know well, you will not be misunderstood.

(いいえ。テキストメッセージは時々理解するのが難しいです。もしあなたがよく知らない人と電話で話したら、誤解されることもないでしょう。)

ポイント! 準2級プラスでは、Yes か No の後、2文で話すようにしましょう。

準2級プラス二次試験に落ちる原因:よくある失敗とその対策

落ちる原因:よくある失敗とその対策

英検準2級プラスの面接試験は、合格率が約80%と高めですが、以下のような理由で不合格になるケースがあります。

① 声が小さすぎる・黙ってしまう

  • 対策:間違ってもいいから何かしら話すことが大切!
  • 聞き取れなかったら、 “Can you say that again, please?” や “Sorry?”と聞き返してOK!
  • 答えられなかったら、”I’m sorry, I don’t know.” と返答しよう。無言になって何も答えられないと大きく減点されます。

② 答えが短すぎる

  • “Yes.” “No.” だけで終わってしまうと減点される。
  • 対策:必ずbecauseなどを続けて、理由や説明を2文で付け加えるようにする。

③ ナレーションで過去形が使えていない

  • 対策:動詞を常に過去形で言う練習をする。
  • “He / She said,~.”とフレーズで覚えてしまうとやりやすい。

④ すぐ英語が出てこなくて数秒間黙ってしまう

  • 対策:落ち着いて、とにかく話すことが合格のカギ。
  • 英語がすぐに出てこない場合、Well, や Let me see, などと言って考え、できるだけ早く英語をアウトプットする。

家で保護者の方と模擬練習するだけでも大きく変わります!

各項目別・英検準2級プラス面接対策の具体的な練習方法

落ちる原因:よくある失敗とその対策

英検準2級プラスの二次試験では、質問のパターンや応答形式がある程度決まっているため、正しいやり方で練習すれば小学生でも高得点が狙えます。
以下では、各設問に対応した練習方法をご紹介します。

音読(Reading Aloud)

音読は第一印象を左右する重要なパートです。正確さと発音が評価のポイントになります。

練習法:

  • 模範音声を1文ずつ流し、リピート練習を行う
  • 英語のリズムに合わせて、音声と同じスピードで発音する
  • 自分の声を録音して聞き返し、つっかえやすい部分をチェック

No.1(内容理解の質問)

主に接続詞(because, so, andなど)を含む文から、正しい答えを切り取る力が問われます。

練習法:

  • 接続詞を含む長文の中から適切な答えの箇所を抜き出す練習をする
  • “How”で聞かれたら「by doing so」の前の文、”Why”で聞かれたら「soの前」を読むことを意識
  • “By doing so”のdoingには直前に出てきた動詞をingをつけて言う。
  • モデルアンサーの音声を聞いて、その通りに発音するシャドーイングを行う

ナレーション問題(Picture Description)

人物の行動を過去形で表現する練習が必要です。

練習法:

  • “He was ~ing.” / “She was ~ing.” の形で話す練習を繰り返す
  • よく出る動詞(open, help, talk, eat, buyなど)を動作イメージとセットで覚える
  • 自分の行動も英語で実況中継してみる(例:”I am opening my bag.”)
  • 英語で日記を書いてみる。=過去形の練習

No.3・No.4(意見や経験に関する質問)

自由回答形式なので、質問の意味を理解し、英文で意見を伝える力が必要です。

練習法:

  • モデルアンサーの音声を聞きながらリピート・暗唱練習をする
  • 質問文を聞いたら、何も見ずに模範解答がスッと口から出るように練習
  • 自分のことについても「Yes, I do because…」のように2文構成で話す習慣をつける

まとめ:英検準2級プラスの二次試験は「慣れ」が最大の武器!

英検準2級プラスの面接は、「英語で会話する」というよりは、「決まった形式にそって受け答えする」テストです。つまり、慣れていれば、小学生でも合格できる試験だと言えます!

準2級プラスの二次試験の問題は、2級と似たような形式で出題されますが、2級よりはパッセージも短く、質問も簡単です。準2級プラスの二次試験は、2級への橋渡しで、2級合格の練習問題になると言えます。

準2級プラスは準2級と2級の間にある級で、その中間レベルの問題が出題されます。2級に合格するのはまだ厳しいという方の腕試しの試験として、活用してみてはいかがでしょうか。

準2級プラスの問題に慣れるということは、2級の出題形式にも慣れるということにもつながります。準2級に合格したら、次は2級に挑戦する人が多いですが、準2級と2級の間にはかなり差があります。その差を埋めるために設けられたのが、準2級プラスです。
英語を数年間勉強してきて、準2級の問題は余裕で解けるけど、2級に届かないという人には、準2級プラスがおすすめです。

準2級プラスの二次試験対策は、オンライン英会話でも練習することができます。
Kiminiオンライン英会話には、英検二次試験対策に特化したクラスがあるので、ぜひチェックしてみてください。

英検®準2級プラス <二次試験対策>

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Tommy 英語講師・英語教育ライター / English Instructor & Education Writer
英語指導歴17年、指導生徒数2000人以上。英検準1級・TOEIC875点を保持し、受験英語からビジネス英語まで幅広く指導。海外勤務経験も活かし、実践的な英語学習情報を発信している。