英検準1級は、英検の中でも特に語彙力の高さが問われる級です。

大学が入学試験で英検を活用するようになり、高校生で受験する人も増えていますが、その難易度は大学受験レベル以上。

日常英会話では触れることの少ない学術語や時事表現など、幅広く深い英語力が必要とされます。

この記事では、「英検準1級の語彙」に焦点を当て、頻出単語のリストとその日本語訳、効果的な覚え方や学習方法をわかりやすく解説していきます。

【頻出単語まとめ】英検準1級でよく出る英単語一覧

英検準1級でよく出てくる英単語を、受験するお子さんにも、サポートする保護者にとってもわかりやすいように、以下の通りに一覧でまとめました。

ぜひお役立てください。

英単語 日本語訳
abundant 豊富な
accommodate 適応させる
acknowledge 認める
acquisition 習得
adolescent 思春期の
advocate 支持する
affluent 裕福な
agriculture 農業
alleviate 軽減する
alter 変える
ambitious 野心的な
anonymous 匿名の
apparent 明白な
appropriate 適切な
aspire 熱望する
assert 主張する
assign 割り当てる
assumption 仮定
astonish 驚かせる
attain 達成する
authentic

 

本物の
authority 権限
autonomous 自治の
awareness 認識
beneficial 有益な
biodiversity 生物多様性
breakthrough 突破口
burden 負担
candidate 候補者
capability 能力
cease やめる
circulate 循環する
cite 引用する
clarify 明確にする
collaborate 協力する
commodity 商品
comparable 匹敵する
competence 能力
compromise 妥協
conceal 隠す
confine 制限する
confront 立ち向かう
conscious 意識している
consequence 結果
conservative 保守的な
considerable かなりの
consistent 一貫した
constitute 構成する
consult 相談する
consume 消費する
controversial 議論を呼ぶ
conventional 従来の
cope 対処する
coverage 範囲
crucial 重要な
cultivate 育てる
dedicate 捧げる
deficit 赤字
deliberate 故意の
demand 要求する
demonstrate 実証する
deny 否定する
depict 描写する
derive 引き出す
detect 検出する
deteriorate 悪化する
devote 捧げる
diagnosis 診断
diminish 減少する
disclose 開示する
dismiss 解雇する
disorder 障害
disrupt 混乱させる
distinguish 区別する
diverse 多様な
donate 寄付する
drawback 欠点
durable 耐久性のある
eliminate 排除する
embrace 受け入れる
emerge 現れる
empirical 実証的な
enforce 施行する
enhance 高める
ensure 確保する
enthusiasm 熱意
epidemic 流行
equivalent 同等の
erode 浸食する
escalate エスカレートする
esteem 尊敬
ethical 倫理的な
evolve 進化する
exceed 超える
exclude 除外する
executive 幹部
expenditure 支出
expertise 専門知識
exploit 活用する
expose さらす
extend 拡張する
extract 抽出する
facilitate 容易にする
famine 飢饉
feasible 実現可能な
fluctuate 変動する
formulate 公式化する
foster 育成する
fundamental 基本的な
generate 生み出す
genuine 本物の
habitat 生息地
hence それゆえに
hierarchy 階層
hostile 敵対的な
hypothesis 仮説
identical 同一の
implication 含意
impose 課す
incentive 動機
incorporate 組み入れる
inevitable 避けられない
infer 推論する
infrastructure インフラ
inhabit 居住する
initiate 始める
innovation 革新
insight 洞察
inspect 検査する
inspire 奮起させる
integrate 統合する
integrity 誠実
intense 激しい
interact 交流する
intervene 介入する
intrinsic 本質的な
invasion 侵略
investigate 調査する
isolate 孤立させる
judicial 司法の
justify 正当化する
legislation 法律
liable 法的責任がある
literacy 識字能力
mandatory 義務的な
manipulate 操作する
massive 巨大な
mature 成熟した
measurable 測定可能な
mechanism 仕組み
migration 移動
modest 控えめな
motivation 動機づけ
mutual 相互の
navigate 航行する
neglect 無視する
notion 概念
objective 目的
oblige 義務づける
obscure 不明瞭な
occupy 占める
occur 起こる
offset 相殺する
ongoing 継続中の
orient 向ける
outcome 結果
overall 全体の
overlook 見落とす
participate 参加する
perceive 知覚する
persist 持続する
phenomenon 現象
plausible もっともらしい
portion 一部
potential 潜在的な
poverty 貧困
precise 正確な
predict 予測する
preserve 保護する
prevalent 広く行き渡った
priority 優先事項
proceed 進む
prohibit 禁止する
proportion 比率
prospect 見通し
protocol 規約
pursue 追求する
rational 理性的な
reluctant 気が進まない
reliance 依存
remedy 治療
renowned 著名な
reproduce 再現する
reservation 予約
resolve 解決する
retain 保持する
revenue 収益
reveal 明らかにする
revise 修正する
ridicule 嘲笑する
sacrifice 犠牲
scarce 不足している
scenario シナリオ
scheme 計画
secure 確保する
seize 捕らえる
simulate 模擬する
sophisticated 洗練された
specify 明示する
speculate 推測する
spontaneous 自発的な
stabilize 安定させる
strategy 戦略
strive 努力する
subsequent 続いて起こる
substitute 代替する
subtle 微妙な
substantial かなりの
suppress 抑える
surpass 上回る
sustain 維持する
tackle 取り組む
terminate 終わらせる
trait 特徴
transmit 伝える
undergo 経験する
unify 統一する
utilize 利用する
vanish 消える
voluntary 自発的な
vulnerable 脆弱な
withdraw 撤退する
yield 産出する

選出した英単語は、以下に記載するWEB辞書サイトから英検準1級のレベルとされる「7,500~9,000語レベル」と表記された英単語や、英検準1級の過去問でよく見られる英単語から選びました。

英辞郎 on the WEB

英ナビ!

goo辞書

英検準1級過去問

英検準1級の英単語レベルは?

自分の英語レベルをチェックする方法

英検準1級の英単語力は、長文読解だけでなく、大問1で「短文穴埋め問題」としても出題されます。

「短文穴埋め問題」とは、空欄に入る語彙を4択の中から選ぶ形式のこと。

特に大問1では純粋な単語力を問われるため、長文読解よりもレベルの高い英単語が出題されます。

出題形式と語彙数は以下の通りです。

  • 問題数:18問(2024年度から変更)
  • 語彙レベル:大学入試レベル〜時事英語も含む
  • 派生語、熟語、高いレベルの英単語が頻出

英検準1級の効果的な単語の覚え方は?

英検2級二次試験の合格点

英検準1級の英単語を効果的に覚えるには、以下の覚え方や学習方法がおすすめです。

英検準1級に特化した英単語帳を使う

英検準1級には、よく出題される英単語の傾向があります。

なので、英検準1級の傾向を掴んだ英単語帳を使って単語を覚えることで、より得点に直結した勉強ができます。

周回して単語を覚える

英単語は一回やっただけではすぐに記憶から抜け落ちてしまいます。

「さっき覚えた単語」から、「長文に出てきてもすぐ意味がわかる単語」にするために、まずは「3周」を目標に進めるのが効果的です。

3周をしたら、次のステップに進めます。

英文と一緒に覚える

英単語帳や英単語アプリなどで「3周」したら、過去問などを使って実際の「英語の文章」と一緒に覚えると効果的です。

3周しても覚えられなかった苦手な単語も、実際の英語の文章に出てくれば、「こんなテーマの文章によく出てくる単語だな」という印象がつき、覚えやすくなります。

そして、「あー!これ英単語帳でやった英単語なのにー!」という印象がつきやすいのも、英単語を覚えやすくなる大きな要因になるわけですね。

まとめ

この記事では、英検準1級に出題される英単語について、以下の点からお伝えしました。

  • 英検準1級に出題される英単語を、辞書や過去問から一覧でまとめ
  • 英検準1級の傾向を押さえた単語に特化して覚えるのが大切
  • 「使える」単語力にするために、反復して練習するのが大切
  • 過去問を使って実際の英語の文章と一緒に単語を覚えるのが大切

この記事でお伝えした内容が、お子さんの英検準1級合格に役立てられれば幸いです。