試験が終わってから結果が発表されるまでの期間は「早く結果が知りたい」とソワソワしますよね。また「就活でTOEICスコアを使いたいから早く結果が分からないと困る」と不安に思っている方もいるはずです。
そこで今回は、TOEICの結果発表についてまとめました。今年度の結果発表日時や、試験タイプ別の結果発表日時についてまとめています。
記事を最後までチェックすれば、TOEICの結果発表に関することが一通り分かりますよ。興味がある方は是非最後までチェックしてみてください。
TOEICの結果を最速で確認できる方法
TOEICの結果を最速で確認するには、オンラインでの確認が最も効果的です。
試験後、約17日後に公式ウェブサイトで結果が閲覧可能となります。これは、郵送によるスコアレポートよりも遥かに迅速であり、時間を節約できます。オンライン確認を行うには、IDとパスワードが必要です。IDとパスワードを紛失しないように注意してください。
また、結果が公開された直後はアクセスが集中する可能性があるため、多少の待ち時間が発生することがあります。時間を有効に使いたい場合は、アクセスが少ない時間帯を狙うのも一つの方法です。
公開テスト:オンラインでの確認方法
TOEICの公開テスト結果をオンラインで確認するには、まず公式サイトにアクセスしてログインする必要があります。ログインには、IDとパスワードが必要です。これらの情報を事前に準備しておくとスムーズに手続きが進められます。ログイン後、マイページに移動し、「テスト結果」セクションをクリックすると、最新のスコアが確認できます。結果は通常、テスト日から約17日後に公開されますが、詳細な公開日は公式サイトで再確認することをおすすめします。また、結果公開直後はアクセスが集中するため、時間に余裕を持って確認するか、比較的アクセスが少ない時間帯を狙うと良いでしょう。このように、オンラインでの結果確認は非常に便利ですが、アクセス情報を忘れないように注意してください。
IPテスト:郵送での確認方法
TOEICの結果を郵送で確認する方法は、オンライン確認が難しい場合や、紙での記録を希望する受験者にとって便利です。結果が郵送されるまでには、通常テスト日から約4週間がかかります。
この方法は、特にインターネット環境が不安定な地域に住んでいる方や、オンラインでの個人情報の取扱いに不安がある方におすすめです。郵送による結果確認を利用する際は、事前にTOEIC受験時の住所登録が正確であることを確認しておくことが重要です。住所が間違っていると、結果が届かない可能性がありますので注意が必要です。結果を受け取った後は、内容を確認し、必要に応じて次回の試験に向けた計画を立てると良いでしょう。郵送を選択することで、物理的な結果を手元に残せるという利点があります。
TOEICの結果を最速で確認できるのはいつ何時か

TOEIC 公開テストの試験結果は、オンラインでも確認できます。TOEIC 公開テストの試験結果をオンラインで確認できるのは、試験から17日後の正午です。これがTOEICの結果を最速で確認する方法となります。ただし日米の祝日の影響で、結果の公開が多少遅れるケースもあります。
TOEIC 公開テストでは公式認定証が郵送されるのですが、公式認定証が郵送されるよりも早く、オンラインで結果を確認することができます。
ちなみにオンラインで結果を確認できるのはTOEIC 公開テストだけで、TOEIC IPテストだとオンラインでは結果を確認できません。
なお、オンラインで結果を確認するためには、TOEIC申込サイトにログインしなければなりません。まだTOEICのサイトに申し込んでいない方はオンラインで申し込みを行いましょう。そうすれば自動的にTOEIC申込サイトのアカウントが手に入ります。
書類でTOEICの申し込みを行った方が試験17日後にオンラインで結果を確認するためには、事前にTOEIC申込サイトのアカウント登録をしておく必要があります。
TOEIC 公開テストの公式認定証が郵送される日時
TOEIC 公開テストでは、公式認定証(Official Score Certificate)が発行されます。公式認定証(Official Score Certificate)は就活や進学などで自身のTOEICスコアを正式に証明する際に役立ちます。公式認定証(Official Score Certificate)がなければ、いくらでも口で「私はTOEIC〇〇点を持っているよ」と言えてしまいますからね。
TOEIC 公開テストの公式認定証(Official Score Certificate)は、試験日から30日以内に発送されます。「30日以内」という点は決まっていますが、具体的に何日後なのかについては決まっていません。
「試験17日後にオンラインでTOEIC 公開テストの結果を確認し、試験から30日以内に発送される公式認定証(Official Score Certificate)の到着を待つ」というのがベストな形です。ただしTOEIC申込サイトの登録ができていない場合は、公式認定証(Official Score Certificate)が届いて初めてTOEICの結果を知ることとなります。
TOEIC IPテストのスコアレポートが郵送される日時
TOEIC IPテストでは、公式認定証(Official Score Certificate)ではなくスコアレポートが発送されます。スコアレポートは公式認定証(Official Score Certificate)のように就活や進学で使うことができません。なぜなら就活や進学の際は公式認定証(Official Score Certificate)を履歴書と一緒に提出するように言われるからです。
TOEIC IPテストのスコアレポートは、試験から17日後に発送されます。TOEIC IPテストの結果はオンラインでは確認できません。よって「試験から17日後」がTOEIC IPテストの結果を最速で確認できる日時となります。
ただしTOEIC IPテストのスコアレポートは、個人の住所ではなく団体宛に郵送されます。よって団体から個人にスコアレポートを返却するステップが必要です。団体によっては、個人にスコアレポートを返却するのに時間がかかってしまうかもしれません。
2025年度のTOEIC結果発表日まとめ

2025年度のTOEIC 公開テストの試験日・オンラインでの結果発表日・公式認定証の発送予定日を表にまとめました。
| TOEIC L&R 試験日 | オンライン発表日 | 公式認定証発送日 |
| 2025年
7月6(日) 午前・午後 |
2025年
7月22日(火) |
2025年
8月5日(火) |
| 2025年
7月27(日) 午前・午後 |
2025年
8月12日(火) |
2025年
8月26日(火) |
| 2025年
8月24(日) 午前・午後 |
2025年
9月9日(火) |
2025年
9月23日(火) |
| 2025年
9月13(日) 午前・午後 |
2025年
9月30日(火) |
2025年
10月13日(月) |
| 2025年
9月28(日) 午前・午後 |
2025年
10月14日(火) |
2025年
10月28日(火) |
| 2025年
10月19(日) 午前・午後 |
2025年
11月4日(火) |
2025年
11月18日(火) |
| 2025年
11月16日(日) 午前・午後 |
2025年
12月2日(火) |
2025年
12月16日(火) |
| 2025年
12月7日(日) 午前・午後 |
2025年
12月23日(火) |
2026年
1月6日(火) |
| 2025年
12月20日(土) 午前・午後 |
2026年
1月5日(月) |
2026年
1月19日(月) |
| 2026年
1月11日(日) 午前・午後 |
2026年
1月27日(火) |
2026年
2月10日(火) |
| 2026年
1月25日(日) 午前・午後 |
2026年
2月10日(火) |
2026年
2月24日(火) |
| 2026年
2月15日(日) 午前・午後 |
2026年
3月3日(火) |
2026年
3月17日(火) |
| 2026年
3月7日(土) 午前・午後 |
2026年
3月24日(火) |
2026年
4月6日(月) |
| 2026年
3月15日(土) 午前・午後 |
2026年
3月31日(火) |
2026年
4月14日(火) |
TOEIC公式認定証について

TOEICの公式認定証は、スコアの証明として企業や教育機関に提出する際に使用される重要な書類です。郵送された認定証は、紛失しないよう大切に保管しましょう。認定証には試験日やスコアが記載されており、次回の受験計画を立てる際に参考になります。特に、スコアアップを目指す場合は、前回の結果を分析し、弱点を補強する学習計画を立てることが重要です。
公式認定証の発送スケジュール
TOEICの公式認定証は、試験日から約30日後に発送されます。発送される認定証には、スコアや試験日が明記されており、次回の受験計画を立てる上で重要な資料となります。発送日数は地域によって多少異なる場合がありますが、通常は試験日から約1 カ月を目安に到着します。認定証の到着が遅れる場合は、TOEIC運営団体へ問い合わせることをお勧めします。また、認定証を受け取ったら、すぐに内容を確認し、スコアアップのための学習計画に役立てることが大切です。特に、次回の受験を予定している場合は、前回の結果を分析し、改善点を明確にすることが効果的です。
デジタル公式認定証と紙の公式認定証の違い
TOEICの結果は、デジタル公式認定証と紙の公式認定証として受け取ることができます。それぞれの違いを理解することは重要です。
まず、デジタル公式認定証は、オンライン上でアクセス可能で、迅速に結果を確認できるメリットがあります。これにより、スコアをすぐに把握し、学習計画を早期に立てることが可能です。
一方、紙の公式認定証は郵送されるため、手元に届くまでに時間がかかりますが、公式な文書としての信頼性が高く、企業や教育機関に提出する際に有効です。具体的には、デジタル版はインターネット環境さえあればどこでも確認できるのに対し、紙版は物理的な保管が必要です。両者を活用することで、スコアの確認や提出の際に柔軟性が増し、効果的に活用することができます。
公式認定証の見方
TOEIC 公開テストを受験して30日以内に発送されるTOEIC公式認定証の見方についてまとめました。
TOEIC公式認定証の項目は、大きく以下の2つです。
- Percentile rank(パーセンタイルランク)
- ABILITIES MEASURED(項目別正答率)
まずPercentile rank(パーセンタイルランク)には、あなたのTOEICスコアをある母集団の中に置いた場合、あなたのスコアに満たない受験者が何%いるかが記載されています。
例えば、パーセンタイルランクが80であれば、あなたのスコアは全受験者の中で上位20%に入っていることを意味します。これにより、自分の英語力が他の受験者と比べてどれほど優れているか、または改善の余地があるかを客観的に評価することができます。
次にABILITIES MEASURED(項目別正答率)には、リスニングとリーディングでそれぞれ5つの項目で正答率が棒グラフで書かれています。
TOEIC公式認定証を見る際は、ただスコアを確認して終わりではなく、Percentile rank(パーセンタイルランク)とABILITIES MEASURED(項目別正答率)にも目を通すようにしましょう。
TOEICのスコア計算方法
TOEICのスコアは、リスニングとリーディングの各セクションで最大495点、合計で990点満点となっています。このスコアは、受験者の正答数を基にした標準化されたスコアリングプロセスによって計算されます。
標準化とは、問題の難易度や受験者の能力に応じてスコアを調整することです。例えば、あるテストが難しい場合でも、受験者の能力を正確に評価するためにスコアが調整されます。このため、正答数が同じでも、異なるテストで異なるスコアが得られることがあります。スコアを最大化するためには、問題の形式を理解し、時間内に効率的に回答する練習をすることが重要です。これにより、スコア計算の仕組みを理解し、戦略的に受験に臨むことができるでしょう。
正答数に基づく採点
TOEICの採点は、受験者が正確に回答した問題の数に基づいて行われます。具体的には、リスニングとリーディングセクションのそれぞれで正答数が計算され、スコアが生成されます。このスコアは、単に正答数を集計するだけでなく、各問題の難易度に応じたスコア調整が行われるため、同じ正答数でも異なるスコアになることがあります。
例えば、難易度の高い問題に正解すれば、より高いスコアが得られる可能性があります。したがって、効率的に高得点を狙うためには、まず問題の形式に慣れ、難易度の異なる問題に対する理解を深めることが重要です。また、TOEICでは全ての問題に回答することが求められるため、時間配分を考慮し、各セクションをバランスよく進めることがスコア向上の鍵となります。
換算点の説明
TOEICのスコアは、各セクションで正解した数を元に、換算点という形で評価されます。まず、リスニングとリーディングの各セクションで得た正解数が生のスコアとして計算され、それに基づいて換算点が決定されます。この換算点は、受験者全体のスコア分布を考慮して調整されるため、同じ正解数でも受験回によって異なるスコアになることがあります。具体的な例として、ある受験者がリスニングで80問正解した場合、換算点としては約400点程度になることがあります。この換算点は、TOEICの公式スコアレポートに反映され、受験者の英語力を総合的に評価するために使用されます。受験者は、単に正解数を増やすだけでなく、全体のスコア分布や難易度を意識しながら、効率的に点数を上げる戦略を考えることが重要です。
まとめ
TOEICの結果発表についてまとめました。TOEICの結果発表に関することが一通り分かったのではないでしょうか。
TOEIC 公開テストもTOEIC IPテストも、結果が分かるのは最短で17日後です。TOEIC 公開テストを受験する方は、オンラインで結果を確認するためにTOEIC申込サイトへの登録を忘れないようにしましょう。
TOEICの結果を活用することは、次回の試験に向けた効率的な学習計画を立てるための鍵です。正答率のデータを分析することで、どの分野に注力すべきかが明確になります。例えば、リスニングセクションでのスコアが低い場合、リスニング教材を増やし、日常的に英語を聞く環境を作ることが有効です。また、語彙力に課題がある場合は、単語帳やアプリを使った反復学習が役立ちます。試験結果は単なる数値ではなく、学習の指針を示すものであり、これを基にした改善策を講じることで、次回のスコアアップが期待できます。継続的な努力と戦略的な学習が、目標達成への道を切り開くでしょう。
TOEICの結果発表について分かったら、あとは試験に申し込んで、TOEIC対策を行うだけです。TOEICを受験する日時を決める際は、結果が分かる日にちや公式認定証を受け取る日時のことを考慮して日程を選ぶようにしてください。
「◯月に面接があるからここまでに公式認定証が必要」のような形で逆算して考えるといいですよ。

















